Story
10年後、目の前にいる人の可能性を信じて励ます人でありたいと思います。
私自身、子育てに悩む時。自分の力不足に落ちこむたびに励まし元気づけてくれた人がいました。
共に頑張ろうと諦めずに呼びかけてくれた人がいたことで、だんだんと、今までの自分は、抑圧を受け過ぎていたことに気づきました。
女性であるからという理由でキャリアを諦めなくてよいと確信しました。
細々とですが学び続けることで、一人、また一人と素敵な方々に出会いました。
SNSで温かい言葉を発信し続けている方に出会いました。
また、現実でも。
保護者としてお世話になる先生の関わりが太陽のように温かく、子どもや家庭を照らしているようで、教職の素晴らしさを改めて実感しました。
そのおかげで自分は、一度退職した教職を再び選ぶことができました。
現場を離れてから5年経って、再び教室で子どもたちと共に過ごせています。
10年後のありたい自分に向かって、「力不足は伸びしろ」と思って、少しずつキャリアアップを目指します。
プロフィール
ニコルさん
東京都公立小時間講師
元東京都公立小教員。出産、育児の両立に悩み退職。公立小&私立幼保護者。家庭も学校も共に動く世界になってほしいと思いPTAに関わり、性教育講座等各種講座を実施。保護者の言葉を温める企画を実施。(保護者アンケート企画、音楽ボランティア)保護者がお互いに励まされるような活動を模索中。Twitter:
編集後記
つらい時だからこそ見える周りの優しさや支え、立場が変わったからこそ客観的に感じる自らの職業(教員)への魅力や敬意。様々な人との出会いや環境の変化がニコルさんの輪郭をクリアにしてくれたのだと思いました。自分だけ、学校の中だけで考えて苦しくなっている方へ届くと嬉しい400文字です。
(編集/たかのまさこ)
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