「初任者へおすすめの一冊 (2023)」として4月から学校現場で教員として働く方向けに、様々な分野で教育に携わる先輩方から、おすすめの1冊をご紹介いただきました!
「BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態」青砥 瑞人 (著)
おすすめの理由
精神論ではなく、科学的に「どう一人ひとりの子どもに向き合っていくか」のヒントをもらえる本です。
たしかに先輩教師から「経験知」を教えてもらったり、学べたりすることもあるのですが、それらを用いてもうまくいかないことや、自分では実は納得できていないことも出てくると思います。そういったときに、「脳」や「神経科学」の視点から考えてみると解決の糸口が見えてきます。
教師として子どもたちと向き合う際に、
「やる気を引き出すにはどんなことをするとよいのか」
「創造力を育成をするにはどうするべきなのか」
といったことを考えたり、
教師としての自分自身を振り返る際に、
「イライラやモヤモヤをどのように対処したらよいのか。」
「自分らしさを生かした教育活動を行うとはどういうことなのか。」
といったことを模索したりするときに、
とても頼りにしている一冊です。
おすすめしてくれた方
おちゃさん
公立中学校教諭
教員11年目。多言語学習、韓国のドラマ、KPOP、日本のアニメを楽しみつつ、現在は通信制大学で情報マネジメントを学んでいる。2022年9月まで、大学生・大学院生・教員の三足の草鞋を履いていた。TEFL修士。コーチングも細々と行っている。「先生」と呼ばれるのが嫌いなので、ご承知おきください。
(企画:木村彰宏 / 編集:たかのまさこ)