「初任者へおすすめの一冊 (2023)」として4月から学校現場で教員として働く方向けに、様々な分野で教育に携わる先輩方から、おすすめの1冊をご紹介いただきました!
「すべての仕事は「問い」からはじまる たった1秒の「問題解決」思考」大嶋 祥誉 (著)
おすすめの理由
今回、私がお勧めさせていただく本は大嶋祥誉さんの「全ての仕事は『問い』からはじまる」と言う本です。
この本を初任者のみなさんに進める理由は二つあります。
一つ目は、「問い」をもつことで明確に目的を持って仕事に取り組めることです。 何も考えずに取り組むとそれはただの作業となってしまいます。
「何のためにこれをやるのか?」それを問うことで、目的をはっきりとさせて主体的に取り組むことができます。
二つ目は、学級経営や授業づくりには、「問い」が必要不可欠だということです。
よい問いかけが「相手の思考や行動」に大きな影響を与えます。
とするならば、学級経営や授業づくりに、「問い」が欠かせないことは容易にイメージできるのではないでしょうか?
まだまだ他にも「問い」のもつ力はありますので、是非ともこの本を手に取っていただけたらと思います。
4月から不安もあると思いますが、みなさんの活躍を期待しています。
おすすめしてくれた方
Hitoshi Hayashidaさん
長崎県出身。公立小学校14年目・体育主任13年目・学年主任。
健康な心身のためのオンライン筋トレコミュニティ『muscle塾』を運営中。
(企画:木村彰宏 / 編集:たかのまさこ)
▼2022年にご紹介いただいた書籍はこちら