「初任者へおすすめの一冊 (2021)」として4月から学校現場で教員として働く方向けに、様々な分野で教育に携わる先輩方から、おすすめの1冊をご紹介いただきました!
「『読む力』はこうしてつける」吉田新一郎 (著)
おすすめの理由
おすすめの本は、「読む力」はこうしてつける、(新評論)です。4月から教員になるみなさんにとって、自分自身も、クラスの子どもも読書を楽しめることはきっと生きていく道標になります。みなさんに向けた今回のオススメの本の特集自体がまさに読むことがベースです。
本著は、「優れた読み手」が使っている方法が詳しく紹介されています。
⓵自分や、他の読み物や、世界とのつながりを見いだす
②イメージを描き出す
⓷質問をする
⓸著書がかいていないことを考える
⓹何が大切なを見極めて他の人に説明する
⓺様々な情報を整理・統合して、自分なりの解釈や活かし方を考える
⓻自分の理解をチェックし、修正する。
上記の7つが本著で紹介されていて、みなさん自分自身が身につけられると思います。
自分自身の読み方が子どもの読み方につながります。本著を通して、教育書、ビジネス書、児童書と楽しく本を読めるようになると思います。
また、この企画で紹介された本とオススメをしている方々かどんな読み方をしているのかが分かるでしょう! ぜひ読書がワクワクするスタートをしてみてください。
おすすめしてくれた方
岩本歩さん
1982年生まれ。名古屋市公立小学校勤務14年目。現在は、イエナプランをオープンモデルに授業づくり、学年づくり、学校づくりに取り組む。また、公立学校のモデル事業に挑戦している。2019年は「画一授業改善から転換をはかる事業」実践者として、オランダでイエナプランを学ぶ。2019年は、イエナプランを参考にした学年学級経営を通して、中京TV /中日新聞に放送・掲載。2020年は、コロナ渦を乗り越える自由進度学習実践者としてNHK /中京TV /中日新聞に放送・掲載。
(企画:木村彰宏 / 編集:高野雅子)