「初任者へおすすめの一冊 (2021)」として4月から学校現場で教員として働く方向けに、様々な分野で教育に携わる先輩方から、おすすめの1冊をご紹介いただきました!
「毎日読みたい365日の広告コピー」WRITES PUBLISHING (著)
おすすめの理由
教員になって最初に赴任した学校では、何人もの素晴らしい先輩方に恵まれました。
「自分もこんな教員になりたい!」と感じた先輩方には、共通点がありました。
それは、「言葉を持っていること」。
子どもの心に届く「言葉」、子どもの心を揺さぶる「言葉」。
生意気にも「そんな先輩方に早く追いつきたい!」といろんな本を読んで言葉を探しました。
いろいろなジャンルの本がある中で、私がよく手に取ったのは、詩と広告コピーでした。
短い言葉で人の心を動かすプロの技。
詩や広告コピーにたくさん触れることで、自分なりに感性や言葉を磨いていったように思います。
オススメの本はたくさんありますが、最近手にとってやはり勉強になったのがこちらの本です。
短い言葉に、大人の自分でも心揺さぶられます…笑
おすすめしてくれた方
加藤 智博さん
立命館守山中学校・高等学校
教諭 2008〜2015年、東京・江戸川区立小松川第二中学校で教員生活をスタート。2015〜2020年、教育改革で注目を集めた千代田区立麹町中学校に赴任。生活指導主任(現・生徒支援主任)と学年主任を兼務。工藤勇一校長のもと次々と進められた教育改革の現場で中心的役割を担う。2020年4月から立命館守山中学校・高等学校に場を移し、生徒の自律を育む教育を継続実践中。コーチングやメンタルトレーニングなどに関する資格も保有。
(企画:木村彰宏 / 編集:高野雅子)