「初任者へおすすめの一冊 (2022)」として4月から学校現場で教職員として働く方向けに、様々な分野で教育に携わる先輩方から、おすすめの1冊をご紹介いただきました!
おすすめの書籍
おすすめの理由
皆さんは体が疲れているなー、と感じれる時はありますか?
運動後、息切れをしたり、体がだるかったり、かなり眠くなったりすると、そんな時は休むと思います。
では心が疲れているなー、と気づくことはできますか?
心が疲れているサインってわかりますか?
先が見えないコロナ禍。計画したこと、積み上げてきたことが急になくなってしまう無力感。そしてフィジカルディスタンスをとることで、こころの距離までできてしまい、孤独感を以前より身感じている人もいるのではないでしょうか。
またコロナとは別に、デジタルやSNSの発展で、私たちは24時間365日あらゆるところからの情報や刺激にさらされています。
気づかないうちにストレスがたまる日々を私たちは過ごしています。
私自身、頑張りすぎてしまうことがあり、時々疲れて、心がガサガサしている自分に気づく時があります。
この本では、
そもそも休むとは何か
お悩み解決(自分の心身、人とのかかわり、休むための第一歩)
実践ワーク
大人へ伝えたいこと
が書いてあります。
なぜこの子は休みがちなんだろう?
なぜこの人はイライラしてるんだろう?
なぜ私は気力が湧かないんだろう?
なんだか体がだるいな、、、
読みやすいので、小学校高学年から大人まで、幅広い方に読んでもらえたらな、と思います。
子ども理解、そして自分理解のために。必要な方に届きますように。
おすすめしてくれた方
矢野香織さん
大阪府公立小学校養護教諭。勤続13年目。
休みの時は地域活動に参加する2児の母。
コロナ禍で第二子の妊娠出産を経て、現在は育休中。
関心ごとは学校プラットフォーム(山野則子教授の著書より)
教育と福祉と心理の教育協働。
第4回公認心理師試験合格(現在、登録申請中)
「コロナと共生する養護教諭」オープンチャット管理人
座右の銘は「楽しい時は笑顔が育つ。苦しい時は心が育つ」
(企画:木村彰宏 / 編集:たかのまさこ)