「初任者へおすすめの一冊 (2022)」として4月から学校現場で教職員として働く方向けに、様々な分野で教育に携わる先輩方から、おすすめの1冊をご紹介いただきました!
おすすめの書籍
おすすめの理由
1人一台端末が当たり前になってきた教育現場。
情報モラル
から
デジタルシティズンシップ
その転換が必要になってきます。
ただ禁止する
ルールで縛り付ける
そういったことではこれからのデジタルが当たり前の社会で生きていく力は子どもたちに付いていきません。
目先の対処に追われることなく、予防的な教育をしていくことが大切と教えてくれます。
特に圧巻は3章
・教員主導の教具から 学習者中心の文具へ
・ICT活用研究から日常のデジタル化へ
・抑圧と禁止 から 自律と活用へ
そんなキーワードがさまざまな場面を通して出てきます。
「より善い市民を育てていくこと」
そういった広い視野をもっていく重要性も教えてくれます。
1人一台端末が当たり前の今、必携の書です。
おすすめしてくれた方
二川佳祐さん
東京都公立小学校 主任教諭。
Google認定教育者レベル2。GEG Nerimaを立ち上げ、区内の教員に学びの機会を提供。教員と企業の越境をテーマとした「先生インターン」の活動のほか、武蔵野市や吉祥寺を中心とした地域、そしてオフラインとオンラインを掛け合わせたコミュニティのBeYond Laboを主宰。習慣化や脳のことを学ぶことに首ったけ。習慣化の伴走をする「マイチャレンジサロン」を運営。「大人が学びを楽しめば子供も楽しむようになる」がモットー。
(企画:木村彰宏 / 編集:たかのまさこ)
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