Story
私の夫はプロレスラーだ。
今までの私はいわゆる正統派。周りの期待に沿うように生きてきた。
なので、彼との結婚については周りの目も気になったし、心配もされた。それでも一緒にいたかった。なぜなら彼は私にないものを持っていたから。それは、誰かの期待に応えるように生きるのではなく、自分の生きる道は自分で切り拓いていくんだというもの。
そんな彼と結婚し、出産を経験したことで、目の前のクラスの子どもたちへの想いも人生観も大きく変わった。
10年後も、毎日を楽しく生きていたい。毎日の小さな幸せを感じながら生きていたい。自分の選んだ道で、挑戦して、失敗して、転びながらも、それを笑い話にしながら生きていきたい。
誰かと比べるんじゃない。自分が納得いく、自分が笑っていられる生き方を模索する。
そんな生き方を、子どもにも大人にも広げていきたい。
教職員という大変な仕事、私は自分を1番大切にする。家族も愛する。そして仕事も楽しむ。
欲張りだけど、そんな毎日が死ぬまで続けば最高だ。そこで、これからも持続可能$な働き方を模索する。夫がいつか有名になって、夫婦で未来の日本を笑顔にすることを夢見て。
プロフィール
サンさん
妻:教員8年目(住宅ローンを抱える大黒柱)
夫:プロレスラー(物理的な柱)
娘:イヤイヤ期
編集後記
「自分にとって何が幸せなのか」
意外とそれがわからずに、一般的なものさしで自分自身の幸せをはかってしまうことってないでしょうか?サンさんは、ご自身の幸せを見つけたことで、自分だけでなく周りへの想いも変わったと言います。自分の幸せを見つけて自分を幸せにすることが、目の前の子どもたちを幸せにする近道なんだとうと感じました。
(編集/たかのまさこ)
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