SDGsの日本の達成度をまとめたビジュアルコンテンツをご紹介します。
2021年のレポートにて、165カ国中、日本は18位に位置しており全体の中では比較的上位です。
しかし、「達成まで大部分の課題を残すもの」が5項目あり、特に『ジェンダー平等を達成しよう』に関しては、日本のジェンダーギャップ指数は156カ国中120位で、特に対応が遅れています。
達成できている
・目標4「質の高い教育をみんなに」
・目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」
・目標16「平和と公正をすべての人に」
まだ課題が残る項目
・目標1「貧困をなくそう」
・目標3「すべての人に健康と福祉を」
・目標6「安全な水とトイレを世界中に」
・目標8「働きがいも経済成長も」
・目標11「住み続けられるまちづくりを」
多くの課題が残る項目
・目標2「飢餓をゼロに」
・目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」
・目標10「人や国の不平等をなくそう」
・目標12「つくる責任つかう責任」
深刻な課題が残る項目
・目標5「ジェンダー平等を実現しよう」
・目標13「気候変動に具体的な対策を」
・目標14「海の豊かさを守ろう」
・目標15「陸の豊かさも守ろう」
・目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」
2022年のレポートでは、目標12「つくる責任つかう責任」も深刻な課題が残る項目に
2022年版は、目標12「つくる責任つかう責任」も"深刻な課題が残る"項目に引き下げられ、全体の順位も19位へと下がりました。2020年17位、2021年18位、2022年19位と3年連続で低下しています。
出典:Sustainable Development Report 2021、Sustainable Development Report 2022、The Global Gender Gap Report 2021
デザイナープロフィール
こうやまともこ
フリーランスクリエイター。Visual to seek - 「考える」ためのビジュアル表現を目指し、「Seekvisions」を運営。
専門領域は、ビジュアルコンテンツ / インフォグラフィック / Web・ロゴデザイン / クリエイティブディレクションなど。
(文章:たかのまさこ)