「初任者へおすすめの一冊 (2021)」として4月から学校現場で教員として働く方向けに、様々な分野で教育に携わる先輩方から、おすすめの1冊をご紹介いただきました!
「兎の眼」灰谷 健次郎 (著)
おすすめの理由
「わたし,なんで先生になりたかったんだっけ。」
「わたし,今のままでいいのかな。」
教員生活の中で,ふと考えるときがあります。
そんな時に,私はこの本を手に取ります。 大人の理屈で,子どもを見ないこと。
自分の目で子どもを見て,自分の頭で子どもの思いを想像して, 1人の人間として子どもと向き合うこと。
そんな当たり前のことを,いつもこの本は教えてくれます。 先生になる前に,一度読んでみてください。
きっと,早く子ども達に会ってみたくなりますよ。
おすすめしてくれた方
菊地南央さん
福島県公立小学校教員、NPO授業づくりネットワーク理事、企業や外部人材と協働してつくるコラボレーション授業の実践に取り組んでいる。
共著「学級経営が主役のカリキュラム・マネジメント~キャリア意識を育むコラボレーション授業の実践~」
(企画:木村彰宏 / 編集:高野雅子)