「初任者へおすすめの一冊 (2022)」として4月から学校現場で教職員として働く方向けに、様々な分野で教育に携わる先輩方から、おすすめの1冊をご紹介いただきました!
おすすめの書籍
おすすめの理由
◆5分で大切な事に気付ける本◆
「一人ひとりの良さを応援する先生になるぞ!」
「子どもの心に寄り添う先生になるんだ!」
そんなキラキラした思いで小学校に着任しました!
しかし、一か月経った頃には、この尊い気持ちが日々の忙しなさに隠されてしまいました。目の前の毎日に必死でした。
「集団行動できるようにさせなきゃ…」
「なんでこの子は、合わせられないの…」
「全員〇〇できるようにさせなきゃ…」
僕が描いていた、子どもたち一人ひとりを見て、寄り添い、良さを応援する先生の姿はそこにはありませんでした。
目の前のかけがえのない子どもを「子どもたち」として見てしまっていました。
そんな余裕のない初任の自分に届けたいのがこの絵本です。
忙しい中でも5分で読めます。
「たった一人のかけがえのない人格として子どもを尊ぶ」
シンプルで大切な事を教えてくれます。
ぜひ手に取って見てください!
最後に、絵本の中の一節を引用させて頂きます。
同じ所を探しながら違う所をお互いに面白がればいいんだねそれってすごく難しいような気もするけど実は簡単な事なのかもしれないねえ
まずは、先生の笑顔が溢れますように。
共に、ぼちぼち頑張りましょう。
おすすめしてくれた方
古内 しんごさん
『つみき』代表。教育コーディネーター。
子育て教育をみんなで考える小学校の先生。
【つ】繋ぐ【み】皆を【き】教育で。
子育てを “孤育て” にしない。教育を “学校だけ” のものにしない。心の緩やかな繋がりで温かな循環を社会につくる為に活動中。
◆古内しんご 情報一覧 https://linktr.ee/GizensyaSensei
◆ 『つみき』HP https://mama-papa-sensei-nakama.com/
◆『つみき』立ち上げの背景 https://bit.ly/3zBGgZE
(企画:木村彰宏 / 編集:たかのまさこ)