幼稚園教諭について

幼稚園教諭とは

幼稚園教育要綱 総則に、幼児教育の基本を踏まえた教師の役割が以下のように明言されています。

幼児期の教育は,生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであり,幼稚園教育は,学校教育法に規定する目的及び目標を達成するため,幼児期の特性を踏まえ,環境を通して行うものであることを基本とする。
このため教師は,幼児との信頼関係を十分に築き,幼児が身近な環境に主体的に関わり,環境との関わり方や意味に気付き,これらを取り込もうとして,試行錯誤したり,考えたりするようになる幼児期の教育における見方・考え方を生かし,幼児と共によりよい教育環境を創造するように努めるものとする。

文部科学省,幼稚園教育要領,第一章総則,第1 幼稚園教育の基本

幼稚園教諭の役割

1 幼児は安定した情緒の下で自己を十分に発揮することにより発達に必要な体験を得ていくものであることを考慮して,幼児の主体的な活動を促し,幼児期にふさわしい生活が展開されるようにすること。
2 幼児の自発的な活動としての遊びは,心身の調和のとれた発達の基礎を培う重要な学習であることを考慮して,遊びを通しての指導を中心として第2章に示すねらいが総合的に達成されるようにすること。
3 幼児の発達は,心身の諸側面が相互に関連し合い,多様な経過をたどって成し遂げられていくものであること,また,幼児の生活経験がそれぞれ異なることなどを考慮して,幼児一人一人の特性に応じ,発達の課題に即した指導を行うようにすること。

その際,教師は,幼児の主体的な活動が確保されるよう幼児一人一人の行動の理解と予想に基づき,計画的に環境を構成しなければならない。この場合において,教師は,幼児と人やものとの関わりが重要であることを踏まえ,教材を工夫し,物的・空間的環境を構成しなければならない。また,幼児一人一人の活動の場面に応じて,様々な役割を果たし,その活動を豊かにしなければならない。

文部科学省,幼稚園教育要領,第一章総則,第1 幼稚園教育の基本

幼稚園教諭資格取得の方法

幼稚園教諭資格取得の方法は以下の方法があります。

■短期大学・専門学校の教職課程(2年)で幼稚園教諭二種免許状
■大学の教職課程(4年)で幼稚園教諭一種免許状
■大学の教職課程(4年)大学院(2年)で幼稚園教諭専修免許状
■保育士資格保有者(実務経験3年/4,320時間)で指定科目8単位取得で幼稚園教諭一種または二種免許状

幼稚園教諭養成課程

[教養科目]
日本国憲法、体育、外国語コミュニケーション、情報機器の操作

[教科に関する科目]
国語、算数、生活、音楽、図画工作及び体育の教科に関する科目(これら科目に含まれる内容を合わせた内容に係る科目その他これら科目に準ずる内容の科目を含む。(※1))のうち、1以上の科目

[教職に関する科目]
・教職の意義等に関する科目
・教育の基礎理論に関する科目
・教育課程及び指導法に関する科目
・生徒指導、教育、相談及び進路指導等に関する科目
・教育実習
・教職実践演習

※1:「これら科目に含まれる内容を合わせた内容に係る科目その他これら科目に準ずる内容」とは、幼稚園教育要領で定める「健康」、「人間関係」、「環境」、「音楽」及び「表現」に関する科目である。(平成10年6月29日付教教第10号教職員課長通知)

出典:
文部科学省,幼稚園教育要領
https://www.mext.go.jp/content/1384661_3_2.pdf
幼稚園教諭免許状と保育士資格に関する資格要件の比較
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/094/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2013/02/07/1330504_11.pdf
文部科学省,教員免許状に関するQ&A
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoin/main13_a2.htm

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