カタリストーリー「ようこそ学校へ」4通目

ようこそ♡先生1年生♡ 子どもたちとの日々が待っています。

こんにちは。いよいよ、桜が咲いて、新学期ですね。でも、今年は不安や心配が例年よりも高まっているのも確かです。そんな中、先生1年生として、現場にお越しくださるみなさん、ようこそ。

はじめまして。小倉美佐枝と申します。子どもたちやInstagramのフォロワーのみなさんから「ミサエ先生」と呼ばれています。4月、教職12年目になります。私の話が少しでもお役に立てれたら倖いです。

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不安や心配な気持ちのあなたを大切に。

私のところへ届く、たくさんのDMには、いつも不安と心配の声が並んでいます。素直に、その気持ちを大切にしてほしいなあと思います。なんでって、不安や心配になるほど、教師としての人生に向き合っている証だからです。

不安ではない先生はいません。1年間絶対にうまくいく!なんて思ったことは私も一度もありません。4月、子どもたちに出会うまで、「脳内ミサエ会議」が頻繁に行われ、マイナスに思うことばかりです。

でもね、段々と、経験を重ねるごとに、そのマイナス思考を助けてくれる存在が現れます。それは、「子どもたち」です。これまで出会い、担任してきた子どもたちが私を救ってくれるのです。

教師人生のスタートでは、その経験がなくて、不安ばかりが募るかと思います。ただ、あなたにも、支えてくれる「子どもたち」がいますよ。教育実習や教育ボランティアで出会った子どもたち、あなた自身が子どもだったときの子どもたちです。

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子どもたちの存在は偉大。

もちろん、現場では、「いろいろ」なことがあります。教師の思ったようには行かないものです。嬉しいことや楽しいことばかりとは限らない。

でも、悲しいことや辛いことは、実は宝物だということを少しだけ覚えていてほしいなあと思います。

子どもたちにとって、学校や学級はまだまだ不慣れなことにあふれています。うまくなんていきません。失敗の方が多いかもしれない。友だちとだってケンカしますし、先生ともうまくいかないこともあります。

だから、ともに学習するのだと思います。学級で、人と人とがいかにして生きていくのかを、気づいて、感じて、考えて考えて考えて、やってみて…、その繰り返しの中で、「楽しさ」を味わいながら、関係を築いていくところだなあと思います。

教師も、教師として、不慣れなことばかりです。だから、ともに学びましょう。子どもたちと一緒に、ああかな?こうかな?と悩んでいいのだと思います。

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困ったとき、あなたを助けるのはあなた。

これから、たくさん悩みますし、壁にぶつかります。ひとりで悩まないことです。

職員室に行くと、先生方がせわしなく働いていて、話しかけにくいかもしれません。それでも勇気を出して、「相談があります。今いいですか?」と、近くの先生に言ってほしいと思います。

あなたを助けるきっかけは、あなたが動くことから始まります。困ったときに困っていますと言うことは大切です。子どもたちが困っていたら、きっと同じことを言うでしょ。

どんなことも、「すみません」よりも「ありがとうございます」を大切に。

子どもたちが人間関係を工夫しながら築くのと同じように、教師同士も工夫や努力は必要です。そこに、感謝の気持ちを忘れずに、前向きに進んでほしいなあと心から思います。

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何ごとも、すべて、人生を豊かにしてくれる宝物。学校で感じたり考えたりしたことを、あなたがどうとらえて、どう大切にしていくかで、輝き方は変わると思います。ぜひ、楽しみましょう。

ただし、ぼちぼちです。私も12年目になりますが、ぼちぼち頑張っています。常にフルスロットルだとしんどくなりますから、時々空を見たり、花を見たりして、お互いにぼちぼち頑張りましょうね。

Profile

小倉美佐枝
1986年生まれ。佐賀県公立小学校教諭。教職11年目。
「子どもがいるから,私は教師でいられる」というほど,子どもファーストの姿勢で学級づくりを進める。若手教員向けのセミナーでは絶大の支持を集める,個性的でポジティブな教師。共著『女性教師の実践からこれからの教育を考える』(学事出版)では,20代代表として執筆。『ロケットスタートシリーズ 小学〇年の学級づくり&授業づくり 12か月の仕事術』全六巻(明治図書)では全学年のイラスト&テンプレートを担当。
Instagram:@misae.pon

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